前提条件
Office365のExchange Onlineに対して、Office for MacのOutlookを使い、POPでもIMAPでもないHTTPS接続のキャッシュモードで使っていて、そのOutlookが起動しなくなってしまった場合の復旧方法です。
ニッチ?
中小企業では割とあるんじゃない?
半年でこのトラブル3件は見たし。
再インストールよりラクな方法で復旧することもあるよ?っていうお話です。
再インストールでも回復しなかったり、場合によってはOSXからの再インストールが、なんてケースもあるので、まずは試してみましょうと。
Windows+OutlookでPOPやIMAPなら、とりあえずPSTファイル修復してみろ、ってやつなんですが、ヤレMacだ、ヤレHTTPSだ、キャッシュモードだ、ってなると、途端に情報が減ってしまうんですよね。
なお、このやり方は、設定が消えるので、サーバーへの設定情報何もかもイチからやり直しです。
対応手順
・Office for Macを終了させる。
・Finderから下記フォルダをまるごと別の場所に移動(用済みになれば削除可)させる
/Users/<ユーザー>/Documents/Microsoftユーザー データ/Office 2011 Identities/Main Identity
Finderから「書類」を選択すると、/Users/<ユーザー>/Documents/までは移動できます。
・Outlook for Macを起動
・アカウントの再設定、接続、サーバーとの同期。
これだけ。
プロファイル関係の何かのファイルが壊れてしまったと思われ、その辺のファイルをいない子にして再設定する、ってお話でした。
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